1-10.【時よ止まれ!美の秘訣】老化の原因はたった2つ?!今日から簡単にできるアンチエイジングの習慣(酸化編:活性酸素の生成要因と影響)[第8回]
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更新日:2020/06/27
今日ももふもふおはおはふう。ふうです。
ご覧いただきありがとうございます。
前回まで糖化についてご紹介しました。
老化の主な原因は「糖化」と「酸化」であり、この2つは相関関係にあります。
人のかかる病気の90%以上は酸化に関わる○○が原因と言われています。また、肌の老化の80%は酸化に関わるあることが原因であるということが分かっています。
この深刻な事態をもたらす酸化について知っていきましょう。
今回は「【時よ止まれ!美の秘訣】老化の原因はたった2つ?!今日から簡単にできるアンチエイジングの習慣(酸化編:活性酸素の生成要因と影響)[第8回]」をご紹介していきます。
【第8回】酸化編 活性酸素の生成要因と影響
1.酸化とは
「酸化」とは細胞のサビつきです。
私たちの身体には生まれながらにして抗酸化酵素という錆びない機能が備わっていますが、下記の2つの要因により酸化が進みます。
・抗酸化力が弱まった場合
・抗酸化力を上回る大量の活性酸素が作られた場合
1つ目の抗酸化力が弱まる場合というのは糖化が関係しています。糖化が進むにつれて抗酸化力が弱まっていきます。
これは、抗酸化酵素の主成分はタンパク質であるにも関わらず、糖化が正常なタンパク質を焦がしてしまうことにより、抗酸化酵素が機能しなくなるからです。
一般的に抗酸化力は40代から急速に低下すると言われています。
抗酸化力を維持することが鍵となります。
2.活性酸素とは
先ほど、酸化には「活性酸素」が関わっていることをお話したと思います。活性酸素とは何なのでしょうか。
私たちは呼吸によって空気中から酸素を取り入れています。酸素は私たちが生きていくために欠かせない大切なものです。
取り込んだ酸素のうち、通常数パーセントが「活性酸素」となります。「活性酸素」は活発な酸素であり、細菌から私たちの体を守ってくれます。不要になった活性酸素を排除する機能もあるため、正常な量であれば危害はありません。
3.病気の90%以上に関わる活性酸素による影響
活性酸素は私たちの身体にとってなくてはならないものです。
しかし、活性酸素が増えすぎると排除が追い付かなくなります。活性酸素によって細胞が攻撃され、細胞膜の脂質が酸化します。
その結果、細胞で行われている「栄養と老廃物の出し入れ」が、スムーズに行われなくなります。
また、活性酸素は強い酸性のため、細胞の核が損傷すると細胞が死滅します。細胞から全身へと広がり、鉄がサビるように体を酸化させてしまいます。これが老化を引き起こします。
活性酸素は、アメリカの生化学者フリードヒッヒ博士によって解明され、その後世界各国で研究が行われてきました。その結果、人がかかる病気の90%以上は活性酸素が関わっているということが明らかになりました。残りの10%は、菌が体内に入って起こる感染症です。
4.活性酸素生成の要因
大変恐ろしいですね。活性酸素を大量に作ってしまう要因は何なのでしょうか。
活性酸素が増える代表的な原因は下記のとおりです。生活習慣による部分が大きいことが分かります。
5.肌老化の80%は光老化
肌老化に関していうと、意外にも酸化の要因の80%以上が紫外線によるものだと言われています。また、ブルーライトは見過ごされがちですが、第3の紫外線と言われています。
紫外線は細胞のDNAに直接的なダメージを与えます。
それに比べてブルーライトは酸化ストレスによってコラーゲンを破壊し皮膚の真皮層にまでダメージを与えます。さらにはメラニン色素を発生させて色素沈着を引き起こし、日焼けの要因となります。
また、ブルーライトは角膜や水晶体で吸収されず、網膜にダメージを及ぼします。メラトニンの分泌を減少させるため、睡眠のサイクルを妨げる効果もあります。
紫外線やブルーライト対策なさってますか。しているつもりでも抜け穴があるかもしれませんよ。
6.まとめ
以上、活性酸素の生成要因と影響についてご紹介しました。
まとめると、下記の通りです。
次回は抗酸化対策についてご紹介します。不要な活性酸素を生成しない方法と抗酸化力をアップする方法を知っていただけたらと思います。
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また明日22時にお会いしましょう。
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