2-2.正直レポ【これぞ最上級の和のおもてなし】裏路地に佇む洗練された隠れ家的創作和食店「西麻布 万葉」@西麻布
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今日ももふもふおはおはふう。ふうです。
ご覧いただきありがとうございます。
気になって、行ったお店の情報を赤裸々に綴っていきます。
今日は伝統日本料理とモダンを融合した芸術的な創作和食のお店「西麻布 万葉」をご紹介していきます。
1.「西麻布 万葉」について
「西麻布 万葉」は六本木駅から10分ほど歩いた西麻布の裏路地にあります。表に看板が出ておらず、隠れ家的なお店です。
お客様に最高の思い出を提供できるお店を目指しているそうです。
そのため、誕生日や記念日のお祝いでのご相談も受け付けています。
サプライズプレゼントの演出やお花の手配、記念撮影、ケーキの持ち込み等、格式高いお店でありながら柔軟に対応してくださいます。
2.行ってみた感想
料理の味 3.8
価格 1.5
店の雰囲気 4
接客 4.6
価格の妥当性 4
➀料理の味
デザート含め全部で8品のコースです。月によってメニューが変わるようです。
手書きのお品書きでとても温かみがあります。和紙を使っており、和の演出となっています。
2021年5月時点のコースです。毎月メニューが変わるようです。5月に2回行きましたが、同じ月でも少し変わってました。
いただきます。
先付は「甘海老 雲丹 一寸豆 ホワイトアスパラすり流し」です。
あっさりとしたスープに対し、雲丹の濃厚さと甘海老の甘さが際立ってました。甘海老はぷりぷりしていました。
お椀は「浅利身蒸し 蕨 うるい」です。
緑色の葉っぱの下のつくねのような塊が浅利です。ぷりっぷりでとても甘かったです。
上にのっている小さい葉っぱは葉山椒です。粉に比べ少し苦味のある青々しい香りが鼻に抜けます。
旬の食材である蕨(わらび)を用いており、季節感が楽しめます。
味付けはコース全体を通してですが、薄味です。カツオとかいりこなどで出汁をとって醤油などで味付けをしているお店が多い気がしますが、「西麻布 万葉」は調味料は最低限にし、入っている食材から出汁をとっているような味わいです。シンプルであり、巧妙に素材の良さを生かしています。
また、器が大変綺麗で、見ていて楽しみがあります。
お造里は「高知県鮮魚三種」です。
醤油もあるのですが、塩で食べても美味しく、むしろ塩で食べたくなる味でした。柔らかくコリコリ感はあまりないのですが、甘さがありました。
薬味の種類はわさび、みょうが、すだち、大葉があります。種類が豊富で食べてて、飽きがきませんでした。
八寸は「季節の食材六種盛り」です。
左上から時計回りに「数の子といくらにジュレをかけたもの」、「ほたるいか」、「とらふぐとタラの芽の天ぷら」、「タコ」、「いわしせんべいでゴルゴンゾーラチーズを挟んだもの」です。
数の子がコリコリしていて甘酸っぱいジュレとものすごく合っていました。
焼き物は「鱒昆布〆塩焼き」です。
鱒(ます)を食べる機会が今までなかったので、とても新鮮に感じました。
淡白な白身魚という感じです。昆布〆したことにより旨みが増している感じがしました。
緑色のソースは木の芽のソースで苦かったです。もう少し舌の感性が豊かになれば、お酒のように良さが分かるのかもしれません。苦かったです。
留鉢は「筍 鯛子 蕗」です。
たけのこ、たいこ、ふきと読み、漢字の勉強にもなります。楽しいです。
鯛子はふわふわしていて甘くて美味しかったです。筍や蕗も季節感があり良かったです。出汁は筍の香りがしました。
お食事は「信玄鳥 牛蒡 九条葱 香の物 赤出汁」です。
この土鍋ご飯は「西麻布 万葉」に来たら必ず食べるべき一品と言われているものです。
「店員さんの方から良かったら写真撮りますか?」と聞いてくださり、撮りやすいように熱い土鍋を持ってくださいました。ありがとうございます。
これは絶品でした。お米がふっくらしており、鶏の旨みがお米に閉じ込められています。山梨県の鶏肉を使用しているそうで、鶏肉が柔らかくジューシーで甘辛いタレが大変合っていました。九条ねぎと牛蒡との相性も抜群です。漬物を食べることで味の変化を楽しめて良かったです。残ったご飯はお持ち帰りできるそうです。
今ならこの「土鍋ご飯」と裏メニューである「お茶漬け」がテイクアウトでも注文できるそうですよ。UberEatsでも受け付けているそうです。コースには手が届かないけど、食べてみたいという方は一品で注文できるお得な機会なので、この機会にぜひご注文して召し上がってみてくださいね。
甘味は「蓬葛餅 さくらんぼ」です。
蓬(よもぎ)の新鮮な香りがします。
葛の割合が高いようで、粘り気のあるもちもちとしたお餅でした。スプーンで切れなかったので、1口でぱくっと食べちゃいました。さくらんぼも甘くて美味しかったです。
ご馳走様でした。
こちら手土産です。余った土鍋ご飯を詰めて頂きました。
名前入りで手書きのメッセージを頂けることは今の事態なかなかないので、温かい気持ちになりました。
中身はこんな感じです。
②価格
今回は松葉コースで1人あたり11,000円(税込)でした。ドリンク代は別です。
「西麻布 万葉」はコースのみの提供となっており、一番安いコースで1人あたり11,000円(税込)、一番高いコースで1人あたり27,500円(税込)です。土曜祝日のランチ限定ですが、一番安いコースで1人あたり3,850円(税込)とかなり格安になっています。
ただし、2021年7月からコースを一本化するようです。昼も夜も16,500(税込)のみのコースになります。
コースは2名以上で予約できます。また、苦手なものやアレルギーがある場合は予約時に伝えておくと考慮して頂けます。
③店の雰囲気
カウンターと個室があります。今回個室を利用しましたが、ゆとりのある空間で金魚が泳いている水槽がありました。
店員さんは着物を着ており、和の空間でありながら現代風を建物のお店です。お手洗いにはクラシック音楽の「G線上のアリア」が流れており、優雅な雰囲気を演出していました。
静かで落ち着いた上品な雰囲気のお店です。
家族はもちろんカップルや接待におすすめです。普段遣いというよりは大切な人との記念日等の特別なおもてなしに利用したいお店です。
入ってすぐ急な階段があるので、足腰の悪い方、お年寄り、身体の不自由な方は出入りの際大変かもしれません。また、全体的にかなり薄味で素材の繊細さを味わう料理のため、はっきりとした味が好きな方には向かないかもしれません。
④接客
非常に感じが良かったです。
来店時、10分前くらいに店のすぐ近くで場所が分からず迷っていたのですが、電話もしていないのにも関わらず近くまで来てくれて声をかけてくださいました。
その後、店に入ると個室に行くまでの間に店員さん皆さんが挨拶して出迎えてくださいます。
呼び鈴が設置されており、サイコロのようなものをどの面を上に向けるかで要望が店員さんのアームウォッチに連携される便利なシステムになっていました。
料理の説明も1つ1つ丁寧で、質問したら分かりやすく教えてくださいます。また、適切なタイミングで水の追加をしてくださいました。
退店時には外まで送ってくださり、店員総出で挨拶してくださいました。
紙袋に手土産の土鍋ご飯を入れてくださったのですが、手書きのメッセージは大変温かみがあり、良かったです。
⑤価格の妥当性
普段から行けるような価格のお店ではありませんが、価格に見合うおもてなしがあります。芸術的な四季折々の料理と素敵なおもてなしの最高の空間を感じることができます。
3.まとめ
以上、「西麻布 万葉」をご紹介しました。
母の日や父の日、記念日等感謝の気持ちを伝えたい大切な人とぜひ行ってみてくださいね。
店舗情報(※記事更新時点の情報です)
店名:西麻布 万葉
住所:東京都港区西麻布1-15-10 パークビュー西麻布 2F
営業時間:
■月~金
17:00-23:00(L.O22:30)
■土・祝
11:30-15:00(L.O14:30) 18:00-23:00(L.O22:30)
予約可
まん延防止措置期間中は20時まで(最終入店18:30まで)で、酒類の提供はなし
定休日:日曜日
TEL:050-5590-9601
ぜひ予約して行ってみてくださいね。
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画像引用元:Retty 西麻布 万葉
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